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セクハラも「ただしイケメン」ならセーフ?そんな理不尽なことあるの?!

セクハラの境界線は非常に曖昧です。
一般的には「性的な冗談や問い掛け、相手が不快に感じるボディタッチ、プライバシーに踏み込みすぎる、無理矢理交際を迫る、性的関係を強要する」などが上げられます。
しかしこれらは全て相手が嫌がっていることを前提としています。もしも相手が嫌がっていなければ、セクハラとは認定されないのでしょうか?セクハラの境界線について、男女問題に強い的場真介弁護士に話を聞いてみました。

セクハラの境界線について教えて下さい

セクハラになるかならないかの一線はとてもわかりづらいものです。

何の悪気もなくてもセクハラをやってしまうことはあります。私のようないい年をしたおっさん弁護士が女性弁護士の肩に手を置き、顔を近づけて話かけたりすると、これは間違いなくアウトですが、これと同じことを美青年の弁護士にされても案外ウェルカムかもしれません。

こんな理不尽が許されてよいものかと女性弁護士に質問したところ、「そんなの当たり前ですよ!!」と一蹴されてしまいました。

ついやってしまうことがあるセクハラですが、いきなりアウトになることは少ないので、相手から拒絶された時に直ちに引きさがれば多くの場合はセーフでしょう。

取材協力弁護士  的場真介 事務所HP
岡山弁護士会所属。弁護士法人不二 的場真介法律事務所代表。元岡山弁護士会会長。現在は岡山大学大学院法務研究科で非常勤講師などもつとめています。講演などの実績も多数あり。岡山市で生まれ岡山で育った生粋の岡山人です。幅広い案件に対応が可能です。

現代法律実務の諸問題 [平成20年度研修版](講師)
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