法律問題は相談LINEで解決!

HOME > 法律コラム > 【面接官も応募者も必読】面接時に答える必要がない&聞いてはいけない質問って?

このエントリーをはてなブックマークに追加

【面接官も応募者も必読】面接時に答える必要がない&聞いてはイケナイ質問って?

就職や転職、アルバイトの面接は、企業が応募者を見極める機会であると同時に、応募者が会社を見極めるためのものでもあります。
しかし面接では「聞いてはいけない質問」、「答える必要がない質問」があることをご存知でしょうか。
面接官が「聞いてはいけない質問」を平気でしてくるようであれば、当然モラルが欠如している会社と判断されるでしょう。
また応募者としては「答える必要がない質問」を理解しておくことで、1つの防御策になるはずです。
今回はそんな面接時のNGな質問について、川瀬裕之弁護士に聞いてみました。

面接の質問としてふさわしくないものを教えて下さい

面接は採用活動の一環として行われますので,採用基準として相応しくないことを聞いてしまうことはNGです。
では採用基準として相応しくないこととは何か,大きく分けて三つ考えられます。

一つは,応募者個人にはどうにもできない事柄のことで,例えば出生地や家族構成,生育環境等に関することなどが挙げられます。

二つめは,思想信条に関わることで,例えば支持政党や宗教などが挙げられます。

三つ目は,プライバシーに関わることで,結婚や交際相手の有無,血液型等を聞くのもNGです。

取材協力弁護士  川瀬 裕之 川瀬裕之法律事務所 Twitter Blog
福島県弁護士会所属。会計事務所系コンサルティングファームでの勤務経験や米国公認会計士試験合格など、コンサルタントとして更なる飛躍を目指し、2008年に弁護士登録。相続や離婚、債務整理といった民事事件から、ベンチャー企業の支援、私選・国選の刑事事件と、企業法務に限らず、幅広い分野で活躍。

ライター 小山晴秋