HOME > 法律コラム > 結婚相談もOK?!個人の顧問弁護士が、一緒に泣いたり笑ったりできるそんな存在となりつつある?!
法的なトラブルで悩むことなど日常生活において、そう多いわけではありません。むしろ出来ることなら、弁護士とは縁遠い関係でいられるような平穏な生活を暮らしたいと思うのは当然でしょう。しかし、いざトラブルに直面し「弁護士に法律相談しよう」と考えても、多くの方がその敷居の高さを思い浮かべるのではないでしょうか。更に、そんな弁護士と個人で顧問契約となると、より一層ハードルが高くなることは間違いありません。
しかし、そんな弁護士が今、変わりつつあります。
ご存じの方も多いかもしれませんが、弁護士は人数が増えたことによって収入が減少傾向にあると言われています。政府は弁護士がもっと身近な存在であるべきだという狙いも含めて、弁護士を増やしたのですが、その距離感は一向に埋まっていません。しかしその距離感を埋めるべく、日々奮闘している、時の鐘法律事務所の関根悠馬弁護士に、個人で弁護士と顧問契約をするメリットを聞いてみました。
まずは、個人で弁護士と顧問契約を交わして何が出来るのでしょうか。
『日々の生活を送る中で様々な出来事が起こり、トラブルが生じてしまうこともあると思います。その内容も家族、仕事、男女間、騒音の問題など多種多様です。そのような時に身近に相談に乗ってくれる人がいたら・・・と思うことはないでしょうか。そんな悩みにお応えするのが「顧問弁護士」です』(関根悠馬弁護士)
弁護士は「法律問題を解決してくれる」というイメージが強いのですが、それ以外にはどんなメリットが有るのでしょうか。
『顧問弁護士契約には様々なメリットがあります。まず、そもそも法律問題になるか自分ではわからない事であっても、気軽に相談することができます。また、顔見知りの顧問弁護士が傍にいてくれ、何かあった場合にすぐ連絡が取れることへの安心感があります』(関根悠馬弁護士)
何かあった時の安心感は確かに大きかもしれません。ただそれ以前に法律問題かどうかわからなくても相談にのってくれるというのはメリットでしょう。
しかし、分かりやすいメリットだと理解していても、それ以前に「敷居が高い」というのが1つの壁になっているような気がします。
『弁護士というと非常に敷居が高く、こんなことで相談していいのか、取り合ってもらえないんじゃないかと相談の入り口で思い悩むこともあると思います』(関根悠馬弁護士)
『しかし、弁護士も人間です。顧問契約を結んでくれている人に対しては友好的な関係を築きたいと思っています。友人に相談するような気軽な感じで話をしても、それを怒ることはありませんし、笑いながら話を聞いてくれるでしょう』(関根悠馬弁護士)
一緒に泣いたり笑ったり出来る弁護士。そんな友人のような関係でいられるなら、これも明らかなメリットといえるでしょう。
『一から予約を取って法律相談するのに比べれば、顧問契約を結んでいることで、はるかに自由に相談しやすくなるのです。自分では理解できない問題が出てきたときに、某知恵袋を参照するように気軽に、専門家である弁護士がそれに応えてくれます。また、その内容も夫婦間の問題や、仕事先での問題など基本的には(契約の内容にもよりますが)自由ですので、一家に一人というイメージで顧問契約を結んでいただけると良いと思います』(関根悠馬弁護士)
契約の内容にもよるという前置きは有りますが、法律問題に限らず、自由にいつでもどんな相談にものってくれる弁護士と聞くと、いくらか敷居が低くなった方もいるでしょう。
法律問題は、それが起こった時点でどう対処するかが重要だと言われています。またその問題が法的トラブルに発展するかどうかわからなくも対応してくれるような弁護士がいたら、きっとその後の人生は更なる平穏が約束されるでしょう。